符の近道
符を1つずつ数える前に、決まった符になる4つの形に当てはまらないかを確かめます。当てはまれば、数えずに符が分かります。初心者のうちによく出会う形なので、最初に覚えておくと計算がぐっと楽になります。
符が決まっている4つの形
- 七対子 → 25符
- 対子を7つそろえた形です。ロンでもツモでも25符で、10符単位に切り上げません。
- 平和ツモ → 20符
- 平和をツモで和了ったときです。ツモの2符をつけない決まりなので、副底の20符だけになります。
- 平和ロン → 30符
- 平和をロンで和了ったときです。副底20符に門前ロンの10符を足して30符です。
- 鳴いた平和形 → 30符
- 鳴いていて、刻子・槓子・役牌の雀頭・2符の待ちが1つもない形です。数えると20符(ツモなら22符)ですが、30符として扱います。
平和かどうかの見分け方
平和は、符がつく要素が1つもない形につく役です。次の4つをすべて満たすと平和です。
- 鳴いていない。
- 4つの面子がすべて順子(234 のような並び)。
- 雀頭が役牌(白・發・中・場風・自風)ではない。
- 両面待ち(23 で 1 と 4 を待つなど)で和了った。
同じ形で鳴いていると平和はつきませんが、符は「鳴いた平和形」の30符になります。どれか1つでも満たさなければ、符を数えます(符の数え方)。
確かめる順番
- 七対子か? → 25符
- 平和でツモか? → 20符
- 平和でロンか? → 30符
- 鳴いていて、符がつく要素が1つもないか? → 30符
- どれでもなければ、符を数えて10符単位に切り上げる
ポイント
20符はツモの平和、25符は七対子だけに出てくる符です。点数表で20符の列にロンの点数がなく、25符の列に1翻がないのはこのためです。
例で確かめる
- 子(南家)
- 東場
- ロン
手牌 1萬1萬3萬3萬5筒5筒7筒7筒4索9索9索北北、和了牌 4索(ロン)
ドラ表示牌 東、ドラは 南
| 七対子 | 2翻 |
|---|---|
| 合計 | 2翻 |
七対子なので 25符
2翻25符 → 1600
振り込んだ人が 1600点を払う
対子を7つそろえた七対子です。七対子だけなら2翻25符で、子のロンは 1600点です。
- 子(南家)
- 東場
- ツモ
- リーチ
手牌 1萬2萬3萬4萬5萬6萬5筒5筒7筒8筒9筒2索3索、和了牌 4索(ツモ)
ドラ表示牌 東、ドラは 南
| リーチ | 1翻 |
|---|---|
| 門前清自摸和 | 1翻 |
| 平和 | 1翻 |
| 合計 | 3翻 |
平和ツモなので 20符
3翻20符 → 700/1300
子が 700点ずつ、親が 1300点を払う(合計 2700点)
平和のツモにはツモの2符をつけず、副底の20符だけです。
- 子(南家)
- 東場
- ロン
手牌 2萬3萬4萬5萬6萬7萬3筒4筒5筒8筒8筒6索7索、和了牌 5索(ロン)
ドラ表示牌 東、ドラは 南
| タンヤオ | 1翻 |
|---|---|
| 平和 | 1翻 |
| 合計 | 2翻 |
平和ロンなので 30符
2翻30符 → 2000
振り込んだ人が 2000点を払う
副底20符と門前ロンの10符で、ちょうど30符です。
- 子(南家)
- 東場
- ロン
手牌 3萬4萬2筒3筒4筒2索2索4索5索6索、和了牌 5萬(ロン)、チー 6萬7萬8萬
ドラ表示牌 東、ドラは 南
| タンヤオ | 1翻 |
|---|---|
| 合計 | 1翻 |
鳴いた平和形なので 30符
1翻30符 → 1000
振り込んだ人が 1000点を払う
平和と同じ形でも、鳴いているので平和はつきません。符は副底の20符だけですが、30符として数えます。
まとめ
- 七対子は25符、平和ツモは20符、平和ロンは30符、鳴いた平和形は30符。
- 平和は「鳴いていない・すべて順子・雀頭が役牌でない・両面待ち」の4つがそろったとき。
- 4つの形に当てはまらなければ、符を数える。
関連する練習
- フローチャートで点数を答える役・翻・符と1段階ずつ答える
- 手牌からすぐに点数を答える点数だけを4択で答え、回答時間を計る